嵐山城

標高406m、比高207m。

現在の相模湖を見下ろす嵐山の山頂に築かれた狼煙台。戦国時代、後北条氏によって武田氏に備えた狼煙台ネットワークのひとつとして、また甲州街道を扼するために築かれたと思われる。すぐ近くの間山、矢沢山にも狼煙台があったとされるから、少数の兵で緊密に番をしていたのだろう。

遺構は明確でない。特に防御を目的とした施設はなく、削平地が2郭あるのみで、実に簡素な造り。国道412号の相模湖大橋を奥畑方面に曲がると登山道がある。狼煙台だけあって、登山は20分とキツいものの、遺構は芳しくないという満足度の低い城址。

 

 (【左写真】嵐山頂上部。平場になっているがどこまでが遺構かは不明。【右写真】2mほどの切岸を下ると副郭がある。)

 

 (【左写真】城址より見下ろす。相模湖と中央道が見える。【右写真】嵐山全景)

 

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