唐沢城

室町時代に築城されたのでないかとされる。集落東部の川岸突端に位置し、崖下には天竜川が流れ、北側は郷沢川が天然の堀を成す要害の場所である。

規模の大きな城であった様だが、昭和28年頃に耕地拡張によって一部が取り崩され、その後も圃場整備によって遺構は破壊されている。

昭和50年の発掘調査によれば、300点ほどの陶磁器が出ているが、室町時代66%、戦国時代23%、江戸時代5%であったらしく、長期にわたって使用された城であると分かる。

しかしこの城に関する文献はないようで、唐沢氏の居城であろうと推察されるが確証はない。 

 

(【左写真】城址は一面の耕作地になっていて城址の領域を確認するのは困難【右写真】尾根先端にある登山道。)

(城址遠望)

 

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