坂牧城

今から400余年前、天正の頃まで松岡城に附属する松岡八十騎の一人、牧坂氏を主とする出城であった。この地からは東は天竜川を越えて林、判野、阿島から神の峰にかけて、又南は座寺、飯沼、松尾方面を一望におさめる。

当時は東に知久氏、南に小笠原氏が在り、それらに備えるには格好の見張りの場所であった。城址には堀らしいものがあるが不明で、区画が判然としない。近くに牧坂氏の杜古墳がある。 

坂牧地区の田畑のなかに小高い林があったのでそれに当たりを付けて突入してみると城址の石碑を発見。城主の子孫の方々が自費で建てたようで、説明板やお堂もあった。遺構はよく分からなかった。

 

(城址の北側は【右写真】のように断崖になっているが、南側は要害の地形ではない。堀も残っていないことから城域の確定は困難。) 

(城址には坂牧氏の末裔の方が立てたという石碑と説明文があって、お堂もある。)

 

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