吉岡城

吉岡城は文明7年(1475)室町時代中期、下條氏6代康氏によって築城され、以後7代 120年間本拠地とした城である。城郭は下條氏の勢力拡大に伴って拡張し完成された。

形状は連郭式平山城で、東西約700m、南北約30〜200mにおよび、中世後期の城としては規模も大きく、その特徴を有している。城跡は部分的には埋没し崩されているが、当時の輪郭を十分に伝えている。

遺構は空堀による四つの曲輪と城下町,馬場,弓場等からなり、枡形,上町,屋敷町,大手,大手裏,竪町,横町等の地名と井戸,四脚門が残っている。

なお、下條氏は甲斐源氏小笠原氏の庶流である。

駒場から県道46号経由で国道151号に出る。国道沿いに吉岡城址公園の看板があって難なく到着した。城を国道が貫いている。

 

(城址の碑と本郭址)

 

(二の門址と二の郭址。本郭との間には現在国道が城址を貫通している。公園化して、周辺の遺構も明確でない。)

 

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