中原御殿

標高10m、比高1m。御鷹野御殿、雲雀野御殿とも。

かつては180m×130mの面積を持つもので、徳川家康の宿舎とするために慶長元年(1596)頃に築造された。その後、寛永十七年(1640)に修復されたが、明暦三年(1657)には廃止にされた(『日本城郭大系』)。

家康は天正十八年(1590)に初めてここで鷹狩りをし(『泰政録』)、以来たびたび訪問している。また元和二年(1616)に家康が歿すると、その柩は一夜、この御殿に泊まっている。

現在、跡地は中原小学校になって消滅している。なお、校地北側の道路は堀跡といわれ、西南400mに位置する善徳寺の山門は御殿の裏門を移築したものと伝えられている(『日本城郭大系』)。

 

 (【左写真】中原小学校。遺構はない。【右写真】現地説明板)

 

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