小川城

秋川市小川にある平山城。標高100m、比高10m。築城は小川土佐守という人物が居宅を構えたことに始まるというが、詳細は不明である(『新編武蔵国風土記稿』)。

城址は現在、日蓮宗法清寺の境域になっており、秋川を望む崖端に位置し、秋川に落ち込む細流が東側を深く画している。北から西側についても小流が自然の堀として要害を形成している。

法清寺は元和年間(1615〜1624)の開基、青木勘左衛門による寺院で、かつては東照宮と呼ばれていたという(『日本城郭大系』)。遺構らしきものは見当たらないが、上記の地形をうまく利用した城郭を形成していたのであろう。ただ、戦国期、近く高月城滝山城法林寺館などとの関連は全く不明である。

(法清寺境内)

 

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