恩馬館

平安末期(1161-1163)高座郡渋谷庄に勢力を誇った渋谷重国の三男・時国の居館。

時国は、地名をとって恩馬三郎を名乗り、文治五年(1189)六月には源頼朝に従って奥州討伐に参戦している(『吾妻鏡』)。

跡地は現在、県立農業大学校(かながわ農業アカデミー)となって、遺構は認められない。尾根が狭まった要害の地形に位置し、「鍛冶ヶ谷戸」の地名が残っている。

 (かながわ農業アカデミーの正門脇には小さな館跡碑が建つ。

 

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