上浜田砦

海老名市浜田町の発掘調査によれば、二段の削平地に、掘立柱の建築物8棟、竪穴状遺構1軒、溝状(空堀)遺構6本、井戸1基などが確認され、南北朝から室町時代の中国製陶磁器が出土した。建築物の跡は、主屋・附属屋・厩から構成されていたものと思われ、中世上流階層の居館であると推察される。

このことから、渋谷荘を支配した渋谷一族大谷館主・大谷重茂との関連が示唆されている(『海老名市教育委員会・現地説明板』)

現地は、「浜田歴史公園」となって、発掘実績に従って支柱、柵列、井戸跡などが復元されている。

 

 (【左写真】主屋跡。支柱が復元されている。左側に土塁(切岸)が確認できる。【右写真】同所の発掘調査時写真)

 

 (【左写真】復元柵列 【右写真】復元井戸)

 

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