獅子吼城

 武田氏に流れをくむ江草氏の居城。塩川の絶崖を望み「獅子が吼える」にふさわしい要害である。後に今井氏が継ぐが、1532年には甲斐の武田信虎が3000の兵をもって攻城してくる。衆寡敵せず今井氏は降伏し、武田氏の甲斐統一がなった。

1582年には北条氏直の兵が占拠したが、徳川家康軍の服部半蔵率いる伊賀衆や周辺の武田遺臣らに攻められて落ちている。この落城の際に野山から怪物が塩川に飛び込み、その声が獅子に似ていたとの伝説がある。

今では訪れる人も少ないが、それゆえに遺構はよく残っている。いつの時代のものかは分からないが石垣が非常によく残存し、小規模ながら満足できる城址である。

この地区の山道は再開発されているようで、山麓から案内板はあるのだが、その通りに行っても辿り着かない。すっかり迷ってしまう。「根小屋神社の大ケヤキ」の前を何度も通過して、工事中の道を強引に進むとようやく城址の看板を発見。しかし駐車場はなし。道を塞ぐように停めて登山する。山登りはキツくない。

   

(【左写真】主郭址の削平地。【右写真】各郭を取り囲む雄大な石積み址。)

(江草地域から望んだ城址遠望)

 

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