大豆戸城

安山城、小幡泰久館とも。

神奈川県横浜市港北区大豆戸(まめど)町にある「八杉神社」の裏手にはかつて城があったとされる。

天文年間(153255)後北条氏の家臣・小幡伊賀守泰久、小幡政勝が居住したといい(『新編武蔵国風土記稿』『日本城郭大系』)、小机城の東2キロに位置し、その支城として機能していたものと考えられる。

小幡泰久は、もともと今川氏に仕えていたが、後北条氏に従い、永禄元年(1558)伊豆戸倉の合戦で討死した。大豆戸町には彼が開基した「本乗寺」があり、そこに墓石も眠っている。

周辺は坂道の続く丘陵地域であるが、住宅地と化して、遺構は何ら確認できない。

 

(【左写真】八杉神社 【右写真】城址から周辺北側を見下す。)

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

戻る

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送