桃井播磨守館

標高43m、比高20m。

横浜市港北区高田町の高田小学校付近は「天神原(てんじんつばら)」と呼ばれている。また、200m東南には「天神社」があり、この一帯には、南北朝時代の武将・桃井播磨守直常の居館があったとされる(『新編武蔵国風土記稿』)。

ただし、伝承地もハッキリせず、現在、地元でも伝承は途絶えてしまったという(『日本城郭大系』)。

街道が網の目のように走る高田町の高台に位置し、要害の地形ではあるが、何ら遺構は期待できない。近くの興禅寺は、桃井直常が再興した古刹とされ、文保二年(1318)彼が寄進したとされる石幢六地蔵も残る。

 

(【左写真】天満宮(天神社) 【右写真】「天神原」。奥の建物は高田小学校。)

 

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