狛江入道館

調布市佐須町のマリア修道院晃華学園には、『吾妻鏡』に登場する西党に狛江入道の館があったという。しかし確証はなく、この地が要衝の場所であることから、古くから豪族の居館が築かれていたともされる(『日本城郭大系』)。

文政十一年(1828)当時は、郭と空掘や櫓台跡が残っており(『新編武蔵国風土記稿』)、近年でもそれらの遺構が確認でき、戦国時代末期の領主が築いたものだという説がある(『日本城郭大系』)。

なお、学園構内には館石碑が建っているというが、いずれも学園に入構しなければならず、未確認。

 

 (【左写真】晃華学園の遠望。【右写真】丘陵の中腹にある祠。)

 

 

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