牟礼砦

三鷹氏牟礼2丁目の「明神神社」は、天文六年(1537)北条早雲の家臣・北条綱種が、扇谷上杉方の難波田弾正が拠る深大寺城に相対するために築陣した旧跡で、この陣営内に守護神として鎮座したものである(『明神神社由緒』)。

江戸時代、この付近は雑木林の丘であり、徳川家光が寛永二年(1625)鹿狩りを行ったという(『武蔵名勝図絵』)。

砦は広大なものだったと思われ、明神神社が主郭で、東側に水堀、西南側にも空堀を設けていたと推察される(『多摩の古城址』)。しかし、すべてが埋められ遺構は残っていない。

 

  (【左写真】明神神社 【右写真】神社手前の車道は空堀の名残とも云われている。)

 

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