有賀城

 諏訪市豊田にある旧村で、諏訪と伊那谷を結ぶ交通の要所であった有賀峠の登り口に位置する。諏訪一族の有賀兄弟の鎌倉時代初期1220年頃の築城であるといわれる。

武田氏の支配が諏訪地方におよび、1548年、有賀氏は信玄と争うが敗退して、追放された。有賀氏の支族花岡氏のいた花岡城は廃城になり有賀城には原美濃守が入城したという。

後に武田方に協力した千野靭負尉に与えられた。関ヶ原の戦い後の1601年には再興した諏訪氏の再入部にあたり、千野丹波守房清が入城する。山麓には「丹波屋敷」の地名が残り、江音寺は千野家の菩提寺である。

  

 (【左写真】登山道入口 【右写真】遠望)

 

(【左写真】主郭。石垣があるが後年のものだろう。 【右写真】整備・保存状態は良く堀切もある。)

 

 

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