小田殿屋敷

神奈川県川崎市川崎区小田には、かつて「殿屋敷」という地名があった。

「殿屋敷」は旧小田村の中央に位置し、「馬場先の代官」と名乗る家が存在していた。そのかまえの中で古碑が出土し、正安三年(1301)と彫り込まれていたという(『新編武蔵国風土記稿』)。

戦国時代には、後北条氏家臣・小菅摂津守がこの地を領している(『小田原衆所領役帳』)。

しかし、これらが、殿屋敷と関連があるのかは明らかではなく、現在では、その地名すらなくなった(『日本城郭大系』)。

 

(【左写真】遺構は何ら残っていない。【右写真】現地地図)

 

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