神奈川御殿

慶長十五年(1610)造立。寛永十一年(1633)守殿造営(『新編武蔵国風土記稿』『日本城郭大系』)。

神奈川県には、徳川将軍が鷹狩りや遠出の際に宿泊する施設として、いくつかの御殿が築かれた。(他に中原御殿藤沢御殿小杉御殿など

神奈川御殿も周辺には土塁や空掘を設けて要塞化し、家臣屋敷などが立ち並んでいたと思われる。伝承によれば、「成仏寺」の敷地を徳川家が召し上げて御殿を造営したという。

横浜市神奈川区神奈川本町、「成仏寺」の北側、JR横浜線と京急本線の間の地域が跡地とされるが、他の御殿と同様に遺構は何ら残っていない。近く「仲木戸」という駅名が城塞のあったことをわずかに偲ばせる。

(陣屋跡地には何ら遺構は無い。正面奥に仲木戸駅が見える。)

 

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