仙洞寺山烽火台
標高580m、比高330m。 神奈川県津久井郡の仙洞寺山の最高峰は「火海(ひうみ)峠」と呼ばれ、この山が津久井城と伏馬田城との中間点に位置することから、烽火台が存在していたと思われるが、何ら証拠となる史料は存在していない(『津久井郡勢誌』)。 展望に優れているものの、山容はすこぶる大きく要害の地形ではない。また烽火台の遺構もなく、地元の伝承もみられない(『日本城郭大系』)。 山には登っていないので何とも断言できないが、南山麓の集落には「御屋敷」「西門」などの城塞を示唆する地名が残っている。 |
(仙洞寺山)
(【左写真】南山麓の「御屋敷」 【右写真】同じく「西門」)
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