松田直長屋敷

松田康長は、後北条氏の忠臣で、天正十八年(1590)三月二十八日、小田原合戦で、後北条氏の最前線であった箱根西麓(三島市)の山中城において、落城とともに壮絶な討ち死にをした人物である。

その子・松田市兵衛直長は、父の遺領を継ぎ、愛甲郡萩野郷、伊豆国牧郷などを領した。後北条氏没落後は徳川家康に仕え、上総国に移される寛永年間(1624-1644)までこの地に居住した。

屋敷跡地は、萩野小学校および北に隣接する萩野中学校あたりと考えられているが、遺構は何も無い(『新編相模国風土記稿』『日本城郭大系』)。

(跡地周辺だが遺構は見られない。)

 

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