松本城

笹下城(佐々木城)の支城(『神奈川の城』)。

城主の間宮氏は、戦国時代に後北条氏に従った家臣団で、相模衆十四家に数えられている(『小田原旧記』)。その本拠地は、横浜、川崎、笹下、足柄など諸説あるが、笹下を中心とした鎌倉の佐々木氏諸流の坂東武士というのが有力である。

佐々木城を中心に、周辺に松本城、堀の内城、森城、杉田城、氷取沢陣屋、中里陣屋などを構え、玉縄衆に属した旧来武士の中でも最大級の一家と伝わる(『小田原衆所領役帳』『神奈川の城』)。

その跡地は、横浜刑務所の裏山とされる。現在「港南ひまわりトンネル」の上の丘陵は、周囲を見渡す地形で、要害性を窺わせているが遺構は無い。

 

(丘陵の頂上平坦部には「中の丸」という地区がある。)

 

(城址遠望)

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