中村館

神奈川県中郡二宮町山西、現在の密蔵院を中心とする一帯が館跡とされる。

中村氏は、明応三年(1494)三浦義同が養父・時高を討ったとき、時高の家臣として名のみえる中村民部少輔の一族とされ、この頃より永禄年間(1558-1570)まで居館として使用したと思われる(竹見竜雄『中村郷』)。

館跡地は東海道本線で分断され、また遺構はほとんど現存しない。密蔵院の東側裏山は比高25mで、狭い削平地が段上に示す場所があるという(『日本城郭大系』)が、現在は民家となって観察できない。

 

(【左写真】密蔵院 【右写真】城地にある祠)

(城址遠望)

 

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