福応寺館

館跡。福応寺境内は、周囲に土塁跡があり、水堀の跡も残存するが、館主は不明である(『日本城郭大系』)。

現在は、境内の土塁跡らしき地形は見られるが、特に保存に気を遣っている様には見えなかった。周辺は田園であり、水堀跡は確認できない。

なお。この寺は鎌倉時代の僧、法灯円明国師覚心が生まれた場所という。鎌倉時代の禅僧で松本出身の僧としては、ただひとり天皇から国師号をおくられた名僧で、南宋に渡航して修学し、日本に味噌の醸造法を伝えたと伝えられている人物である(『松本市資料』)。

 

(【左写真】福応寺 【右写真】境内の土塁跡。結構、雑に扱われているようだった。

(周囲四方を巻く土塁は、後年の整備によるものか。)

 

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