渋田見城

標高755m、比高197m。室町時代、渋田見氏の築城。

渋田見氏は仁科氏の出で、古くは長生寺氏を名乗っていた。渋田見城は渋田見氏の居城であり、現在、「城山」と呼称されている山頂にある。主郭が東西47m、南北7mの細長い形をしており、西へ向けて、段郭が20段余り連なっている(『日本城郭大系』)。

また西方の山麓に字「内堀」と称する田地がある。ここにはかつて東西77m、南北59mほどの方形に土塁と石垣をめぐらした館跡があったという(明治二十二年『長野県町村誌』)。

城址は、崩落した部分もあるが、よく旧態を残しているという(『図解 山城探訪』)。現在の「あずみ野池田クラフトパーク・池田町美術館」の裏山に位置するが、登山道が発見できず登頂は断念。

(宮坂武男著『図解 山城探訪』掲載の縄張図)

城址遠望

 

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