平出城

標高750m、比高15m。43m×13m。

日岐城主・丸山氏の家臣・平出玄蕃の居城という(『日本城郭大系』)。

現在の成就院の本堂の位置が城址とされ、日岐丸山氏の系統の人物が入城し、この地域の一端を抑えたものと思われる(『図解 山城探訪』『成就院寺伝』)。一説に、成就院の下部の台地を比定するものもある(『中世の城館跡』)。

相当な山奥の、小さな集落に位置し、ここが戦略上重要なのかは分からない。なお、現在遺構は残されていないが、成就院下の比高は、城塞の名残りなのかも知れない。

(宮坂武男著『図解 山城探訪』掲載の縄張図)

 

(【左写真】成就院 【右写真】成就院は切り立った地形の上にある。

(城址遠望)

 

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