開戸城
標高527m、比高5m。義仲古城、依田城とも。 開戸(かいど)城は、中丸子の県道沿いの西側の段丘上、中丸子保育園、中丸子公民館の一帯に位置する。ここは高台になっているため付近への視野は広い(『図解 山城探訪』)。 依田城とも呼ばれ、木曽義仲挙兵の際、東信濃・上州の兵を集めた(『平家物語』『源平盛衰記』)という場所はここでないかともされるが、他に宗龍寺館・御岳堂館もその候補に挙げられており、確実なことは分からない。 遺構は何ら残っていないが、長泉寺の所は一段下がるので腰曲輪と思われ、保育園・公民館が主郭だったものと想像されている(『図解 山城探訪』)。 |
(宮坂武男著『図解 山城探訪』掲載の縄張図)
(城址付近。遺構は全く見られない。)
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