市の町砦

標高502m、比高22m。

千曲川の左岸、依田川の右岸の塩川の台地の狐塚沢によってできた段丘崖を利用して築かれている。南東1kmに陣場城、依田川対岸1.1kmには笹谷城がある。

東西54m、南北27mの広さで、徳川軍と対峙した際、真田昌幸の陣場という(『長野県町村誌』)。

現在の市乃町神社が砦跡とされる。近くに水路があるものの遺構かどうかは分かっていない(『図解 山城探訪』)。また、「白塚」と呼ばれる場所には五輪塔が並んでいる。これは真田軍と徳川軍の合戦に関するものと思われるが、詳細は分かっていない。

(宮坂武男著『図解 山城探訪』掲載の鳥瞰図)

 

(【左写真】跡地の市乃町神社。明確な遺構は無い。【右写真】近くの「白塚」と五輪塔。歴史は不明。)

 

(【左写真】付近の田んぼ脇の水路。空堀の名残りなのか?【右写真】砦跡地遠望。)

(登山経路図・国土地理院発行の2万5千分1地形図

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