雷電城

標高952m、比高350m。鳥屋城とも。

八坂村の複雑な山並みの中にあって、いくつかの尾根が出ているが、城の遺構は山頂部に集中している。南面は岩壁になっていて登れない。東の尾根に取り付くか、北から尾根通しに道があるという(『図解 山城探訪』)。

歴史は不明だが、一説に仁科氏の家臣・小菅氏の城とされる(『信州の城と古戦場』)。

山頂は「雷電様(明和五年・1768)」が祀られる18×7mの台形。北尾根4m下に腰曲輪、9m下に平場がある。窪地や堀状の地形があるものの地滑りによってできた地形とも思われる。在地土豪の要害城と推測される(『図解 山城探訪』)。

いくつかの尾根から登頂を試みたが、登山道を発見できず途中断念した。

(参考サイト:長野県北安曇郡八坂村の伝説

(宮坂武男著『図解 山城探訪』掲載の縄張図)

(宮坂武男著『図解 山城探訪』掲載の鳥瞰図)

(北側からの城址遠望)

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

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