横瀬館

標高585m、比高15m。横瀬氏館、橡古城とも。

大平沢と金熊川によって三方が崖となって、要害の地である。

城主は、北沢金熊という人物とされる(『古城跡村々書上』)が、詳細は分かっていない。

主郭にあたる阿弥陀堂のある平場と、西から南にかけて2.3.4の屋敷地が含まれていると考えられる。水田の少ない八坂地区において、比較的平地もあり、水田もある所で、古くから開かれた場所と思われる(『図解 山城探訪』)。

現在でも集落があり、土豪が居住した雰囲気を感じる。詰めの城、物見台として背後に横瀬荒神山城を配している。

(宮坂武男著『図解 山城探訪』掲載の縄張図)

 

(【左写真】主郭の阿弥陀堂。【右写真】阿弥陀堂は荒れて放置されている。)

 

(【左写真】眼下に川が流れ、腰曲輪らしき地形もある。【右写真】主郭虎口部分。主郭は周囲の最高地にある。)

 

(【左写真】二の郭跡 【右写真】三の郭跡)

(四の郭跡)

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

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