鷺林城

鷺林(さぎばやし)城(長野県佐久市大字常田鷺林)は、小海線中佐都駅の北西、湧玉川の田切地形の南崖上に構築された崖際平城である(『定本 佐久の城』)。東城の対岸に位置する。

380×75mの連郭城で、下曽根氏によって築城されたとされる(『長野県の中世城館跡−分布調査報告書−』)。

『高白斎記』に、天文十八年(1549)「鷺林に御陣すえらる、四日平原宿城放火」とあり、武田信玄の平原城攻略の際の陣城に使用されている。

武田氏滅亡後は、後北条氏の支配下になり、下曽根入道覚雲の居城であったと伝わっている(『長野県町村誌』『定本 佐久の城』)。

主郭は700平方メートルほどの広さで、東南へ堀切を入れて二の郭・三の郭と続く(『定本 佐久の城』)。
一部小海線によって破壊された郭もあり、土塁などは見られず、城郭としての要害性は高くない。あくまで、在地豪族の城館であり、それを武田氏が陣場として使用したとするのが妥当であろう。

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

長野県教育委員会編『長野県の中世城館跡-分布調査報告書-』掲載の概念図

(現在の航空写真)

 

(【右写真】主郭。藪がひどく入ることができなかった。【左写真】四の郭。畑になっている。)

 

(【右写真】三の郭・四の郭の間の堀切。【左写真】城址遠望。)

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