閼伽流山城

標高1008m、比高260m。

閼伽流山(あかるさん)城(長野県佐久市大字香坂閼伽流山)は、霊山として信仰を集めている閼伽流山の頂上にある。

中世の信州の豪族・香坂氏の発祥の地とされる。香坂氏は、戦国時代武田氏に属し、その滅亡後、上杉景勝に従い(香坂能登守)、その孫・香坂与三郎昌能は、上杉氏とともに会津に去っている(『山城探訪』)。

城址は、楕円形の主郭で、土塁が四周しているようで、城址碑と石祠があるという(『山城探訪』)。

いずれにせよ、簡素な造りであるが、岩壁に囲まれた高い山頂の砦で、豪族の詰め場や村人の避難に使用されたものと思われる。

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

 

長野県教育委員会編『長野県の中世城館跡-分布調査報告書-』掲載の概念図

(現在の航空写真)

(城址遠望)

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