鳥坂城

標高705m、比高20m。

鳥坂(とかさ)城(長野県佐久市大字新子田)は、新子田(あらこだ)集落の西の台地上、南に志賀川の流れる突端部に位置し、浅井城に隣接している。

いつの時代の城か、誰が城主か等は不明で、ただ城跡だとの口伝があるのみという(『長野県町村誌』)。
一説に、上原伊賀守が居住したという(『平賀成瀬佐久郡平鈞絵図』)が、詳細は分かっていない。

城址は、耕作地となって、縄張りの仔細は分からない。しかし、台地を直線の堀跡が走っており、その面積の大きさが偲ばれる。

この事から、武田氏や後北条氏が兵站基地として築いた可能性も指摘されている(『図解 山城探訪』)。

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

 

長野県教育委員会編『長野県の中世城館跡-分布調査報告書-』掲載の概念図と航空写真

 

(【左写真】城の跡地。耕作地になっている。【右写真】直線の空堀跡。ここまでが城域だろう。)

(郭の名残りが残っている。)

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