深堀城

標高679m、比高15m。

深堀城(長野県佐久市大字中込字深堀)は、佐久市役所のある台地の南端に位置し、西から南にかけて、千曲川の氾濫原で、臼田の方まで一望にできる(『図解 山城探訪』)。

その歴史は明らかではないが、八反田城主・上原筑前守の一族・上原和泉守の居城と伝えられる(『定本 佐久の城』『図解 山城探訪』)。

城址は破壊されているが、皇大神社のある所が主郭で、その北、「あっぷるぐりむ」に二の郭を配したと思われる。
郭を区画するために設けられたと推定される堀は埋まっており、遺構は見られない。
もともと堀切を多用した崖際平城であった(『定本 佐久の城』)もので、屋敷も兼ねた城館に類するものとされている(『図解 山城探訪』)。

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

長野県教育委員会編『長野県の中世城館跡-分布調査報告書-』掲載の概念図と航空写真

 

(【左写真】主郭にある皇大神社。明確な遺構は残されていない。【右写真】城址遠望)

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