布施城

古城とも。標高708m。

布施城(長野県佐久市布施〔望月町下布施〕)は、布施川沿いの谷間にあり、入布施の集落の三方を川で囲まれた地に占地した。

元は320×160mの単郭だったとされるが、残存度は不良である(『長野県の中世城館跡−分布調査報告書』)。
この地は、「望月氏が布施を領す」(『海渓院文書』)とあるので、望月氏一族の布施氏によって支配されたとみられるが、詳細は不明(『現地説明板』)。

主郭は、現在の布施小学校の北側、蚕共同飼育施設の辺りとされ、居館は海渓院にあったとされる(『現地説明板』)。
布施小学校グランド北側には、主郭より下る空堀三条が残り、曲輪は耕作により現状変更されているが、かなり広範囲に構築されたという(『現地説明板』)。しかし、明確な遺構は期待できない状況であった。

布施小学校グランド脇に城址説明板が建つ。

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

(付近の航空写真

 

(城址。開発されて明確な遺構は期待できないか。)

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