虚空蔵山狼煙台

標高773m、比高105m。虚空蔵烽火台とも。

虚空蔵山狼煙台(長野県佐久市根岸大字竹田字虚空蔵)は、佐久平を一望する蓼科山から派生する山頂に位置する。日向城の出城ともされる。

40×30mの主郭で、烽火台との言い伝えがある(『南佐久郡古城址調査』『長野県の中世城館跡−分布調査報告書−』)。

武田晴信の佐久侵攻の時に、武田の武士が山下を通ると落馬する事故が続いたため、山頂に祀られていた虚空蔵菩薩を麓の多福寺に移して、頂上を烽火台にしたと伝承される(『図解 山城探訪』)。

城址は、土塁を配した主郭を堀切で設け、背後の尾根は「馬場」と呼ばれているという。ただ、簡素なもので、本格的な城砦ではないようだ。

(参考サイト:JA佐久浅間 おすすめスポット

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

(長野県教育委員会編『長野県の中世城館跡-分布調査報告書-』掲載の概念図と虚空蔵山狼煙台の遠望

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