荒城

荒山城とも。標高781m、比高105m。

荒城(長野県佐久市大字前山字洞源)は、前山城の南側、貞祥寺より一つ東の尾根上に占地した。西側600mに前山古城があり、その関連が指摘される。

城の歴史は不明だが、前山城の支城の一つで、伴野城伴野貞祥の祖父・伴野光利の隠居城といわれている(『図解 山城探訪』『定本 佐久の城』)。

城址は、土塁を設けた34×21mの主郭を中心に、幾重にも腰曲輪、段郭が配され、規模の大きさを物語っている。
ただ、空堀・堀切は見られず、居住用の構えに思え、また周囲の眺望も良いことから、隠居の地に相応しいように感じられる。

したがって、中世山城の縄張り・雰囲気は感じることができない。

城址へは、すぐ近くまで車道が走っており、訪問は容易。

(国土地理院発行の2万5千分1地形図


(長野県教育委員会編『長野県の中世城館跡-分布調査報告書-』掲載の概念図と航空写真

 

(【左写真】主郭。かなり広い造りだが、立て籠もるような構造ではない。【右写真】主郭に祀られている小祠。)

 

(【左写真】主郭の一部には土塁の残片がある。【右写真】主郭下には段郭が続く。いずれも防御性は高くない。)

(主郭と二の郭の切岸。居住用の城郭とするのが妥当であろう。)

(城址遠望)

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