石川民部屋敷

石川民部屋敷(埼玉県北葛飾郡松伏町松伏)は、松伏(まつぶし)に流れる古利根川の自然堤防上にあって、江戸時代初期に構えられた豪農の屋敷とされる。

石川民部は、戦国時代末期に当地へ土着し、松伏をはじめとして二十村を開拓し、静栖寺を中心に二十三寺を建立した(『日本城郭大系』)。

屋敷跡には、かつて水堀がめぐっていたというが、現存しない(『日本城郭大系』)。

また、静栖寺には石川民部の墓地があり、慶長十四年(1609)を最古とする宝篋印塔・五輪塔など約三十基が立っている(『日本城郭大系』『現地説明板』)。

ちなみに、プロゴルファー・石川遼氏は当地の出身で、石川民部家の子孫の可能性もあるのではなかろうか?

(参考サイト:帝國博物学協会

 

静栖寺の説明板)

 

(【左写真】静栖寺 【右写真】静栖寺の石塔群

 

(【左写真】松伏の地。遺構は消滅した。【右写真】松伏にめぐる水路。水堀の痕跡との説もある。)

 

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