山村代官下屋敷

山村代官下屋敷(長野県木曽郡木曽町福島大手町)

山村氏は鎌倉幕府の大学頭大江匡衝一族の流れを祖とし、木曽義元の食客となったことにはじまり、木曽氏の重臣として活躍した。
後に、関が原に向かう徳川秀忠の先陣を承って活躍し、勝利を得たことから木曽谷の徳川直轄支配を任される木曽代官となり、以後明治二年に至る二百七十四年間木曽谷を支配し関所を守っていた(『現地説明板』)。

木曽の山林と四大関所の一つ福島関所の関守を兼ねていたその権力は強大で、その屋敷は豪壮を極めたものだったという。
文政十一年の絵図によると福島小学校を含む敷地に庭園が二十あり、そのうち築山泉水の庭が五つ、その一つが現存する下屋敷と庭だとされる(『現地説明板』)。

  

(【左写真】山村代官屋敷。【右写真】東門跡。)


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