目黒氏館

目黒氏館(★東京都目黒祐天寺2丁目)

現在の祐天寺付近、目黒川と恵比寿方面から迫り出して来る台地がぶつかる、その先端、目黒高校付近に横山党(武蔵七党のひとつ)目黒氏の居館があったといわれている。

江戸時代編纂の『新編武蔵風土記稿』は「上目黒の東方渋谷村の境に、木立茂りて一村を為せる所あり。此地は昔何人か住せし館地と見えて、今も四辺に溝堀の跡と覚しき堀残れり」などと記されている。

しかし、現在その様な遺構は全く残っていなく、さらに目黒氏に関する伝承は目黒には一切伝わっていない。
それは、おそらく目黒氏が江戸氏の南武蔵への侵攻圧迫によって、承久に乱の後のある時期に会津に移住し、奥羽南部各地で活躍したからではないかとされる(『日本城郭大系』)。

 

目黒高校

 

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