井田城

標高40m、比高33m。戦国時代の築城。

神奈川県川崎市中原区井田の丘陵は、北麓を矢上川が流れ、東西は谷戸が深く入り込んだ要害の地形をなしている。

かつては広い曲輪があり、壷や陶磁器などが出土したという。城主は不明だが、一説に後北条氏の家臣・中田加賀守ではないかとされる(『新編武蔵国風土記稿』)。

跡地は、県立中原養護学校が建ち、遺構の展開を知りえない。昭和55年発行の『日本城郭大系』には「西端に突き出た畑の北側には、矢上川に沿うように東西方向に高さ1.2m、長さ30m、幅0.6mの土塁が認められる」と記されているが、現在、それはどこを示しているのか不明である。

 

(【左写真】県立中原養護学校 【右写真】周辺は入り組んだ要害の地形をなしている。)

(現地周辺地図)

 

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