鉢岡山烽火台

標高458m、比高180m。

鉢岡山頂上から400m下った円錐形をした小峰は、地元では「鐘撞(かねつき)堂跡」などと呼ばれ、戦国時代の烽火台があったとされる(『津久井郡勢誌』)。

しかし、当地は展望に優れないことから、烽火台は鉢岡山の頂上に存在し、鐘を撞く場所と烽火を上げる場所は離れており、聴覚・視覚の伝達方法に工夫がされていたのではないかという(『日本城郭大系』)。鐘で緊急を知らせるのは、必ずしも眺望のきく高所である必要はないのだろう。

現在、鉢岡山の頂上はテレビ塔などが建ち、遺構らしきものは周辺を含め認められない。

国道20号を県道76号に入り、赤沢バス停を左に曲がり「新和田」方向に山道を進むと道端に登山道がある。そこからは15分強の登山。

 

(【左写真】現地碑 【右写真】頂上部。遺構らしきものは見られない。)

 

(【左写真】登山道入口 【右写真】鉢岡山遠望 )

 

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