舎人屋敷
東京都足立区舎人(とねり)二丁目は、永禄年間(1558-1570)舎人氏が築いた館があった場所とされる(『日本城郭大系』)。 戦国期の領主は舎人土佐守であり、文政年間(1818-1830)には、一町四方の四面に溝が残っており、「北浦」と呼ばれる地区に屋敷跡が残っていたという(『新編武蔵国風土記稿』)。 現在、何の遺構も残っていないが、舎人という古風な地名から、古くより開かれた地域であり、近代まで市場が栄えた土地でもあった(『日本城郭大系』)。 |
(足立区舎人二丁目付近。遺構は無い。)
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